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2010/11/04

特急「サザン」25周年

 先日から、通勤で使う駅に下のようなポスターが貼られています。

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 南海の特急「サザン」、25周年だそうです。昭和60年に前身の特急「四国号」を置き換える形で登場、普通鋼製、抵抗制御という、当時はスタンダードだったスペック、外見・内装とも南海らしく落ち着いているというか、良く言えば落ち着きがあってシック、悪く言えば地味で無難な電車です。ビジネスユースを前提とした車両なので、どうしてもおとなしいデザインになってしまうのは仕方ないと思うのですが、電車らしいスタイルは個人的に好きで、のちに登場することになった空港アクセス用の「ラピート」とは対照的な車両です。

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 しかしながら最も特徴的だったのは、

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 一般車(別形式)との併結運用という、私鉄における国鉄のグリーン車的運用のような、今までありそうでなかったスタイル。前身の四国号時代から、編成中の前2両を一部指定とした運用をしており、これがヒントになっているようですが、既存の車両と組み合わせるというのは、なかなか大胆な発想だったように思います。このユニークな運用が評価されたのか、ローレル賞も受賞しています。また塗装についても、途中新塗装化をはさみましたが、別色ながら併結運用時の編成美を崩さない塗装が施されていて、そこはかとなく力が入ってます。

 こんな感じの運用なので、その編成の自由度を活かして全車指定の列車もあったわけですが、

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 こちらは各回8両分の需要がなかったのか、2009年10月をもって運転が取りやめられています。

 そしてこの列車のもうひとつの性格が

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 四国連絡列車という位置づけです。明石海峡大橋開通以降、利用客は減っており、その役割は薄れつつあるようですが、現在も電車とフェリーが完全にリンクした形で運行されている、「鉄道連絡船」の一端を担う列車です(現在は徳島側の国鉄小松島線が廃止され、そういう意味では「準」鉄道連絡、ということになるかもしれませんが…)。

 そんな「サザン」ですが、近々車両の取り換えが予定されているとのこと。少し寂しいですね。

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 年末まで、記念マークを掲げた列車も運行されています。自分にとって一番身近な特急列車、置き換えまでの間、今一度ゆっくりと見直してみようかなと思います。

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